Six Feet Underについて
Six Feet Under シックス フィート アンダー
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Six Feet Under: Complete Seasons 1 & 2 (2pc) 発売日:2004/07/06 |
葬儀屋を営む家族を描いた話。つい最近見始めました。まだシーズン1のはじめの方しか見てないけど、すでにはまってしまいました。
今までに見たことないような新感覚ドラマです。
クリスマスイブの日、長男である息子のネイト(Nate)を空港に迎えに行った父はバスと衝突事故にあいそのまま帰らぬ人となる。そのときネイトはその場で知り合ったブレンダとやっている最中だった。妹クレアそのときは、友達の家でドラッグをやってるし、家族のことなんか気にもとめていなかった。父親の葬式では、母親のルースはヘアードレッサーと浮気関係にあったことを暴露するし、次男のディビットはボーイフレンドである黒人警官のキースが葬式に現れるし、ゲイであることを隠しているディビットは落ち着かない様子だ。家族関係というと、葬儀屋を継ぐのが嫌で家をでたネイトに対して、ロースクールに行きたかったのに家業を継ぐ羽目になったディビッドは不満に思っている。
そんな問題を残して1話は終了する。
パイロットではまること間違いなしです!みんなキレている部分をもっていて、笑えるけど笑えないみたいな微妙な描写が上手いです。
見所を上げてみると
①想像が映像化する
このドラマのなかで、登場人物が妄想していることが映像としてしょっちゅう現れます。なんていうか、アリー・マイラブでよくアリーが想像してることが見えるみたいな感じです。
基本的に家族みんなの前に死んだ父親の姿は現われます。で、特にディビットの妄想は毎回笑わせてくれます。神経が高まって、葬式の途中に叫びだしたり、歌をうたいだしたり、ホームレスに刺されたりと想像を膨らましてます。
②ディビット役に注目
このドラマの一番の見所だと勝手に解釈してます。彼は、このドラマの中でゲイ役で出演してるのですが実際は、結婚していてゲイではないみたいです。いろいろと調べてみたら、Michael C. Hall という役者さんで、このドラマの前はブロードウェイで活躍していたみたいです。
ディビットの演技はほんと素晴らしいです。まじめで神経質の役を演じつつも、その中に可愛い部分を持ち合わせていて、見ててハラハラさせらたり感動させられる部分も多いです。
ゲイであることを兄のネイトや妹のクレアが気づいたとき、あっさりと受け入れてくれて、気遣ってくれるんです。でもディビット自身がゲイであることに葛藤みたいのがあって、いくら家族が事実を受け入れてくれても悩みが消えることない苦悩みたいなのを上手く演じています。
普段、日本のドラマはもちろんですがアメリカのドラマをみてても、そういったゲイの人の心境みたいのをここまで深く描いたものを今まで見たことなかったので、こういうふうに悩むんだなーと勉強になります。その分、そういった描写も多いのは確かですが、慣れればブレンダやネイトといった男女の恋愛よりも、ハラハラして見てしまってたり、注目してしまいます。
③音楽と映像
流れる音楽が素晴らしいです。はじめのイントロですでに映画みたいなMUSICが使われています。サントラも出てるみたいで、絶対買います。
映像も場面が切り替わるとき、暗転が使われていて、ほんときれいです。
お勧め対象
・クオリティーの高いTVドラマを見てみたい人
・アメリカンビューティーが好きだった人
・私はアメリカのDVDで見ていますが、英語字幕もついてないので結構聞き取るの大変だったりします。英語上級者の人にお勧めです。TOEIC700以上くらいから?
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