ビッグ・ファット・キャットの世界一簡単な英語の本
最近部屋の本棚を眺めてて、昔買ったこの本を発見しました。確か買ったのは時期的に考えて、TOEICが300点代の英語が全くダメだったときです。
ペーパーバックなどの英語を読みたいけど、まったくの初心者で読めないという人のために書かれた文法用語を使っていない本です。
文法も少しは分かるようになり、洋書も読み始めた今あえて読む必要は全くなさそうです。しかし、買った時は、文法用語を役者、化粧品、脇役などとイメージで役割を捉えることが出来たり、文の区切る場所などが書かれていたりするので、勉強しているという感覚がなく簡単に読めました。
そして何よりもこの本のいいところはたくさん読まなきゃ読めないんだ。じゃあ、読もう!とモチベーションを上げてくれたこと。そして、簡単に英語をマスターできる!などといった迷信を打ち破ってくれたことだと思いました。
あまり良いと思わなかったのはストーリーです。この後に出た続編や、この本の中でお勧めしてる本は私は好きになれませんでした。これはそれぞれ個人の好みなのでしょうがないですが...。本はやはり自分の好みで探すしかないです...。
あと、英語が出来る人にはお勧めしません。英語が一番簡単な言語で難しい日本語を使える日本人は英語は出来るはずと述べていて、母語と第二言語習得をごっちゃにしているところなど言語学をやってる人から見ればほんとなの??って言われそうだと思いました。
と、ケチをつけつつもなんだかんだ言ってやはりモチベーションを上げてくれたこの本に感謝です。
洋書を読みたいけど、文法も読みとかも全くわからない!と言う方にお勧めです。
文法を分かり易く覚えたいと言う人にはGrammar in Use Intermediate With Answers (Grammar in Use) がお勧めです。
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