The Alchemist アルケミスト―夢を旅した少年
パウロ・コエーリョのアルケミストのペーパーバックを読み終えました。ほんとはポルトガル語で書かれてある原作を読むのが一番なのでしょうが、ポルトガル語はわからないので...。
2年ほど前に友達が日本語訳の単行本を持ってきてくれて、好きな本だから読んでみて!とこの「アルケミスト 」を貸してくれたのが読んだきっかけでした。
本の内容は、羊飼いのサンティアゴが夢でみたピラミッドに埋められている宝を求めて旅をする。その旅の中で会う、王様だという男やクリスタルショップのオーナーそしてアルケミストといった人々に出会います。あらすじだけ見ると、単なる冒険の話だと思われるかもしれませんが、教訓本です。本の中で出会う人々との会話や語られるストーリーは人生で大切なことを教えてくれます。
今回英語で読んでみて、シンプルな言葉で書かれているからこそ、やはり英語バージョンよりも日本語訳の方が心に響くものがあったので、これも自分の英語力がまだまだなんだと感じました。
途中読んでて、ちょっと前に読んだヘルマン・ヘッセのシッダールタ に似てると気づきました。「アルケミスト」は「シーダールタ」よりも簡単で分かりやすいので私みたいに本をあまり読まない人や、日本語版が好きな人、アルケミストを全く読んだことがない人にもいいと思います。
ネガティブな気持ちになっていたり、前にすすむ勇気が欲しい人は読んでみてはいかがでしょうか。読み終わった後に必ずポジティブな気持ちになれると思います。
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