Les Poupées russes ロシアンドールズ The Russian Dolls
最近見た映画の中で自分の中で上位に位置する映画です。ロシアン・ドールズ スパニッシュ・アパートメント2 は、スパニッシュ・アパートメント の続きで、バルセロナで過ごしたグザビエを中心に他のグザビエと関わる登場人物の5年後を描いています。題名でもある"ロシアン・ドールズ"は、グザビエに言わせると、恋愛は次が最後かなと思っても次にまた人形があるのではないかと思うロシアンドールズのようだということから。
作家として歩むことを決め5年。30歳になったグザビエはパリでゴーズトライターやソープオペラの脚本の仕事をこなしている。元彼女マルティーヌとスペインでのルームメイトで友人イザベルとの交流は今でも続いている。仕事の関係で、グザビエはスペインでのルームメイトだったウエンディと脚本の仕事を一緒にすることになる...。という話。
凄く良く出来たストーリーとか、最後にハッピーエンドで感動とかそういう話ではないのですが、この作品の雰囲気が大好きです。ハリウッドでは見れないヨーロッパならではの作品だと思いました。パリ、ロンドン、ロシアを舞台に、見ててテンションが上がります。留学などでヨーロッパに行ったことがある人または行ってみたい人は、若者の生活が上手く描かれているので見たら絶対に楽しめると思います。
レズビアンの友人イザベルをおじいちゃんに婚約者として紹介する場面や、彼女と喧嘩して裸で追いかける場面、ウエンディの彼氏が付きまとってぶち切れる場面など、笑える場面もたくさんあります。
マルティーヌ、イザベル、ウエンディなどの服装もカジュアルでお洒落で真似したいなと思うような格好でした。ファッションと言えば、映画の中でグザビエがプレゼントにドレスを買ったKOOKAI(クーカイ)はイギリスに行ったときに若い女の人に大人気のお店でした。
あと、音楽も最高でした。サントラ欲しいです。
英語ではなくフランス語が主ですが、他の言語を話す人とコミュニケーションをとるときの参考になると思うのでお勧めです。
下のは前作スパニッシュアパートメント
ロシアンドールズ
関連リンク
→ロシアンドールズのサイトはこちら。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント